NPO法人徳島PUSHネットワーク

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設立の趣意

設立の経過

救急に携わる看護師として、地域貢献として何ができるかを考えた時、子供も含めた市民を対象に救命講習を行うことによって、地域の救命率向上に貢献できるのではないかと思い、徳島県内で平成24年7月より、PUSHコースの開催をはじめました。受講された皆様のアンケート結果では、ほとんどの人が「受講してよかった」と答えています。また、「市民の自分たちがいち早く胸骨圧迫をし、AEDを使うことで、助かる命があることを知らなかった」と、救命の一員の重要な役割であることを感じてくださっています。各消防署や各団体によって救命講習はなされております。それに加えて、市民の皆様が救命講習を受講する機会を増やすこと、また、救命講習を開催できる指導者を増やすことが、市民の皆様への心肺蘇生法の周知には欠かせないことだと考えました。心肺蘇生法に加え、応急処置についても普及することで医療機関を受診するまでの症状悪化を防ぐことができる知識を持つ人を増やしたいと考えるようになり、応急処置の普及についても活動範囲を広げることとしました。

また、全く関心のない方にも興味をもっていただくためには、メディアを利用した広報活動も必要であると考えています。

徳島県民をはじめとする四国の皆様の受講機会を増やすためには、PUSHコースの開催や応急処置の普及に関する活動を支援し、広報活動も行えるネットワークが必要であり、徳島PUSHネットワークとして展開したいと考え、設立に至りました。